坐骨神経痛に手術は必要ありません。治療方法や原因を具体的に説明します。

坐骨神経痛はこうやって治す3

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3.坐骨神経痛の治療方法

3-1やってはいけない坐骨神経痛の治療方法
整形外科では、手術以外の治療法として温熱、牽引、病院によってはストレッチや鍼灸などもあります。その中でも行うと逆に悪化するような治療もあります。

1.牽引
これだけは絶対にしないでほしいです。

坐骨神経痛は筋肉や靭帯、ときには椎間板が傷ついてさらに固まってしまっているところから関連痛が起こったりしびれの原因になっていることがほとんどです。
あの機械での牽引はその塊を強く引っ張って、もう一度傷つけたり、塊を刺激して痛みを誘発したりして症状が悪化することがとても多い治療です。

私が施術して良くなった患者さんで整形外科で2,3回牽引したら治ると言われたが治らず、もっともっとと17回牽引を続けた方がおられます。初めは腰痛だけだったのが、脚のしびれまで出てきてさらにその病院で椎間板の手術を2回もしてまだ治らず、3回目と言われ怖くなって逃げるように私のところに来られました。これは少し極端な例ですが、牽引によって損傷が起こることは珍しくありません。

2.温熱療法
整形外科でも接骨院でもよく行われています。組織損傷後は硬くなりますので、温めて柔らかくするのと血流を増やして自然治癒を促すのは悪くないと思います。
装置も出来るだけ表面が熱すぎず熱が体の奥まで浸透するように工夫されています。

ただ、炎症が強い場合は余計に熱を持って組織を傷つけますので、しない方がいいのと修復による硬さの程度がひどい場合は熱だけではなかなかほどけず、施術で手によってある程度塊を柔らかくしてから温熱をかけた方が効果が高まるでしょう。

つまり、温熱はある程度効果があるのですが、本当に効果を最大限に引き出せているのかは疑問です。

温熱をかけるにしてもそれを行う人が痛みや痺れの仕組みをあまり理解できていないことが多いのと、知識はあってもその組織の場所を見つけられないので機会を何となくその辺に当てているだけとなっています。

温熱機器は使い方によってはとても有効な場合があるのです。

3.ストレッチと運動
患者さんによっては腰痛や下肢痛を自力で治そうとストレッチをしたりウォーキングや筋トレをして逆に痛めて来院される方もおられます。
それは上手くはまれば痛みや痺れが改善されることもあるのですが、逆に悪化してこちらに来院される方も少なくありません。

まずストレッチですが、坐骨神経痛が発症するということは組織を傷めている程度としては決して軽くはないので、その場合にストレッチを行うと関連痛の元となる筋肉の塊を刺激したり、傷をつけてしまったりすることもありますのでしない方がいいです。

次に体を曲げたり捻ったりする体操ですが、これも筋肉や椎間板に傷があると悪化させる可能性があります。どんな運動をどの程度できるのかも人それぞれ違いますので自分で何となくするのは危険です。

ご自身で症状を改善させるには相当な知識がないと危険な場合もあるので、下肢の痛みや痺れがあるときはできるだけ運動をしない方がいいと思います。

4.湿布
湿布の質問は患者様からもとても多いです。

あくまで、参考として読んでくださいね。

まず、痛い時に冷湿布と温湿布のどちらを貼ればいいのかという質問です。

基本的には痛めてすぐは炎症が起きている可能性が高いので冷たい方が良いと思います。そして、3、4日から一週間ほどして動かせる程度の痛みであれば温湿布に切り替えてもいいでしょう。
ただし、炎症がなかなか治まらない場合もありますので、温湿布をすると痛みが増す場合は冷湿布を続けた方がいいです。

湿布には抗炎症剤が入っているので炎症止めに良いのですが、ロキソニンテープなどは痛み止の貼り薬となりますので、痛みを抑えている内に傷めたところが修復されるのを期待できます。

では、坐骨神経痛に湿布は効くのか?というと少し楽な感じはしても基本的には効果はありません。
時に、貼ると楽だと言う患者様がおられますが、改善しているという方はおられません。
ぎっくり腰の直後に少し太ももの上の方に関連痛が降りてきてるぐらいでしたら痛みが和らぐ可能性はあると思います。。

いずれにせよ、初めはご自身でいろいろするよりキチンと治療をした方がいいでしょう。

3-2何故、カイロプラクティックで坐骨神経痛が治せるのか?
何度もお話してきたように坐骨神経痛の痛みは関連痛しびれは虚血過敏が原因として起こります。

なので、関連痛を起こしている固まった筋肉をよく働く筋肉に戻して、虚血の元となる過剰な交感神経の働きを抑えることでほとんどの坐骨神経痛が改善されます。

しかし難しいのは、この筋肉の塊を見つけ出して、その塊の元となる筋肉の損傷はなぜ起きたのかをひも解いて、塊をなくして交感神経を抑えて血行を呼び戻すためにはどのようにしていけばいいのか。

大阪外来センターの施術スタッフは国際認定大学のカイロプラクターで東洋医学整体は国家資格者。

原因の特定にはよく患者様のお話を聞いて症状が作り出されたきっかけやその症状の特徴をつかむことと、身体に現れている組織の異常な変化を触診や身体の動きのチェックによって見つけ出すことが重要です。

治療はとても繊細で高度な手の技術で身体が元のいい状態にもどるように本来ある自然治癒力を発揮できるように導いていきます。

言葉で言うと簡単ですが、その知識はお医者さんでも知らないような身体の仕組みを勉強して触れるだけで身体に何が起こっているかが想像できるくらい手の感覚を養って、一人一人の身体の違いに合わせながら微調節の効いた施術を行うには大学の学士号や国家資格といった裏付けに膨大な数の施術経験が必要になります。

3-3あきらめないで!坐骨神経痛は私が治します!
坐骨神経痛を明確な根拠と技術をもって治してくれる治療院はまだ日本ではわずかしかありません。なので、どこへいっても駄目だとあきらめて仕方なく手術を受ける方がとても多いのが現状です。
カイロごときで治るわけがないとか以前にカイロを受けたが良くならなかったという方、あるいはお医者さんで聞いたら危ないからやめた方がいいと言われた方々も、とにかく一度私のところに来てみて下さい。
もちろん、全てが治るわけではないし、難しい症状もあります。その時は無理矢理施術せず、体の状態やどんな治療をするべきなのかもアドバイスできます。
あきらめないで。。。

心より皆様のご来院をお待ちしております。

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